事業方針

「Next STAGE 未来へ」
~“ビジネス”を切り口に“信用”“信頼”できる仲間をつくろう~

静岡県商工会議所青年部連合会
会長 曽根 広之

静岡県商工会議所青年部連合会(以下静岡県青連)は平成29年度をもって30周年を迎えました。静岡県青連は、浜松の地での全国大会開催(平成2年)を契機として浜松商工会議所青年部の呼びかけで昭和62年に発足することとなりました。

発足から30年の歴史の中で、全国大会(浜松)、会長研修会(掛川、浜松)、関東ブロック大会(浜松、静岡、沼津、藤枝)と様々な事業を開催し、志を胸に本気のシティプロモーションを行ってまいりました。

また加盟単会の数も発足当初の4単会から12単会となり、1,600名を超える会員が在籍しております。今も成長し続けている連合会です。

しかし足元を見ると、会員相互の事業を把握しておらず、ビジネスの交流や連携などで、静岡県青連のスケールメリットを活かしてきれていないことが課題となっております。そのため、平成30年度には静岡県青連の抱える課題を解決すべく“ビジネス”を切り口とし会員相互の交流の場を増やします。

日本商工会議所の創設者である渋沢栄一の言葉に「信用は実に資本であって、商売繁盛の根底である。」とあります。ビジネスにおいては、“信用”“信頼”が第一に重要です。

“信用”“信頼”を築くには、まずお互いを知って仲間となり、次に仲間のために自ら進んで行動することが求められます。そして“信用”“信頼”を維持するためには、そのような関係を愚直に誠実に継続していく必要があります。

平成30年度は40周年への第一歩となる年度です。“若き企業家集団”の連合会として10年後を見据え新たなる「Next STAGE」に向けて地盤固めをしていきましょう。会員の交流を通じ新たな“ビジネス”が生まれること、そして“信用”“信頼”できる仲間となることを目指します。日本YEGの中で、静岡県青連が最もビジネス交流が活発で、会員同士の連携や絆が深い連合会となることを目指します。

運営方針

静岡県青連は、静岡県内の12単会、1,600名を超える会員を有する青年経済人の連合会組織として活動してまいります。また新たに委員会を設置することにより静岡県青連のスケールメリットを活かした会員同士の連携を強化していきます。絆が深い連合会となることで静岡県の経済の発展に寄与できる連合会を目指します。

1. 組織力強化活動

  • 静岡県青連12単会の連携と組織力強化のために役員会、委員会を開催します。
  • 静岡県青連の会員が集う大会を開催します。
  • 日本YEGの3大事業である「全国大会」「全国会長研修会」「ブロック大会」や各種事業の開催の案内と参加の促進を行い、静岡県青連の会員と他ブロック、他都道府県青連の会員との交流を行い、新たな関係の構築を目指します。
  • 静岡県青連未加入の青年部、青年部未設置の商工会議所へ働きかけを行います。
  • 友好青年団体(静岡県商工会青年部、日本青年会議所静岡ブロック協議会、静岡県中小企業中央会青年部)との連携を深めてまいります。

2. ビジネス交流活動

  • 静岡県青連の会員相互のビジネスを知る機会を作ります。
  • 組織としてのスケールメリットやネットワークを活かし、静岡県青連の会員の事業の発展に寄与します。

3. 研修活動

  • 若手後継者育成事業を開催します。静岡県青連の会員のためになる、事業のヒントになるような研修事業を行います。

4. 広報活動

  • 情報通信手段などを上手く利用し、静岡県青連の活動や会員事業所の紹介などを積極的に発信していきます。

5. 委員会活動

  • 静岡県青連に新たな委員会を設置します。ビジネス交流の一部事業を企画・運営し静岡県青連の活発化を目指します。
  • 平成31年度に開催される全国大会ふじのくに静岡ぬまづ大会に向けて、静岡県青連の中に実行委員会を設置し大会の準備をすすめていきます。