令和 5 年度会長 長谷川 一孝

【令和 5 年度スローガン】

Be Crew!

~ 君と共に この先の時代へ舵を取れ ~

 

 

本年度、我々焼津商工会議所青年部(以下、YEG)は創立 25 周年を迎えます。それも、これまで諸先輩方から脈々と受け継がれて来た活動があったからです。25 年前に今の我々と同世代の青年達が『焼津のために』と、立ち上がらなければ我々は今こうして活動していなかったでしょう。そして、我々もその時と同じ思いで活動している筈です。この受け継がれて来た歴史を、更にこの先の時代へと繋げることが我々の責任であり、継続して活動して行くことを約束します。

さて、新型コロナウイルス感染症が全世界に猛威を振るい、精神的・経済的にダメージを与え3年が経とうとしています。ここ数年は思うように仕事を出来ない日々が続き、同様にYEG活動も想定外に終ることも多々ありました。しかし、3年が経とうとしている今、そんなことは言っていられません。数年前までの日常は非日常と化し、現在では“新しい生活 様式”という言葉も生まれ、世の中は新たな日常の中で動いています。我々もリモート会議やハイブリッド開催と言った新たな手法を取り入れ活動せざるを得ませんでした。そして、改めて人と人が対面で会うことの重要さを感じる数年でもありました。そんな中、今までは止める勇気も必要でしたが、これからは前に進む勇気が必要です。ピンチはチャンスであり、未来は変えられます。その未来を変えるのは我々です。YEGの存在意義は色々ありますが、私はメンバーが一丸となり、焼津の街を更に豊かで住みよい街とする未来に向かって活動することが根底にあり、そこを目指して日々活動していく必要があると考えます。このような活動は、個々でも当然やることは出来ます。個々で活動するのなら出来ることは小さく限定的なことになりますが、組織で活動すればその力は何倍にも大きなものとなり、力強いものになります。そして、我々は仲間と共に活動するために集まり、YEGという組織に所属して活動しているのです。組織の中で個々がバラバラでは、いくら活動しても“より良い未来”には向かって行きません。“より良い未来”に向かうためには、先ずメンバー同士が交流し、それぞれが互いをよく知り、横の繋がりを強固 なものにし、更なる仲間意識の向上をすることが不可欠です。そして、何より自分たちが楽しみながら活動することが重要です。「やらされている」「仕方なくやっている」と言った気持ちで活動していれば、必ずその気持ちは周りに伝わり負の連鎖となるでしょう。しかし仲良くなるだけの仲良しクラブではなく、YEG だからこそ出来る事業を展開しなくてはなりません。そうして出来た事業は今すぐではないかも知れませんが、間違いなく“より良い未来”へと向かうでしょう。

 

YEGの目的の一つに“交流”があります。先にも述べた通り交流なくしては何も出来ません。そこで本年度は、『交流』をキーワードに活動していきます。誰もが参加しやすい事業を展開し、永遠の課題である出席率が少しでも向上するよう取り組んでいきます。先ず、メンバー間の仲間意識を高め、繋がりが強固なものとなるような組織にします。更に対外的にも他団体や市民等の外部との交流をし、YEGのブランド力を高めます。また、他地域から自分の仕事のヒントとなるような事を持ち帰れるよう、ここ数年開催出来ていなかった研修旅行を実施します。そして、25周年記念交流事業として、諸先輩方との交流会を開催します。また、SNS 等を活用し今まで以上に情報発信も行い、ここでも YEGのブランド力も高めていきます。

Be Crew! 航海は始まった! 共に、今、この瞬間を全力で楽しもう!